ドイツのおもちゃメーカーKonrad Keller(ケラー社)のシンプルで美しいブナ材でできた木の車です。
はじめての車のおもちゃにピッタリな木製ミニカーシリーズ。
暖かみのある丸みのある美しいフォルムと、シンプルなデザインが人気の木製ミニカーです。
ドイツの黒い森で育った堅いブナ材でできたタイヤも丈夫に取り付けられている木の車は、お子さまが体重をかけて遊んでも、大丈夫なほど頑丈なつくりになっています。
お子さまの小さな手でも持ちやすく1歳頃から遊べます。
はじめは手遊びのおもちゃとして、成長したら他のおもちゃと交えてごっこ遊びを楽しむことができます。
その昔、馬はおもちゃのモチーフとして大変人気があり、ドイツのどこの家庭にも、様々な種類の馬のおもちゃがありました。
やがて交通手段の主役が、馬から自動車に変わっていくと、おもちゃの世界でも乗用の動物や荷車が乗用車やトラックに変わっていきました。
そんな中で、ケラー社の乗り物玩具はシンプルで美しいデザインと堅牢な作りで、業界の中でもひときわ目立ち、車のおもちゃとしてはドイツ一番と評価されるようになりました。
働く車の開発に特に力を入れたのもケラー社の特徴です。
ドイツでは、街中から30分も車で走ると緑の森などの自然が広がっています。
そんな環境の中で働く車は、子ども達にとって身近な存在だったので、この木製ミニカーシリーズはとても人気が高いです。
力強さの中に美しさがあるドイツらしいデザインのケラー社の木の車は、デザイナーが特別参加するわけではなく、制作現場のスタッフによって、機械や材木の特性を考慮に入れながらの試行錯誤の中で生み出されました。
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Konrad Keller(ケラー社)
Konrad Keller(ケラー社)は、1864年にドイツのシュトゥットガルト近郊のゴッピンゲンという街で、Christian Vogel(クリスティアン・フォーゲル)氏により設立された長い歴史を誇る木製玩具メーカーです。
そして、2代目のKonrad Keller(コンラッド・ケラー)氏の時代に、その名前を取って社名をコンラッド・ケラー社(略称:ケラー社)に改称しました。
3代目のEugen Keller(オイゲン・ケラー)氏の時代には、ヨーロッパ諸国やアメリカ、カナダなどに輸出する力をつけて、大きな発展を遂げます。
ドイツの黒い森で育った堅いブナ材は、ケラー社のおもちゃを一段と引き立ててくれています。
しかし、経営陣とマイスターの資格を持つベテランの職人たちとが力を合わせ、1980年代にはドイツ一番の木製玩具メーカーとして名声を得ることになりましたが、戦前の工場を改造し増築した工場の老朽化と後継者不在の問題に直面します。
熟慮の末に、ライセンス契約のなかで製品の品質を管理しながら、ケラー社のおもちゃを残す道を探りましたが、最適と言えるパートナーに巡り会えずにいました。
そんな中、2002年に誠実なおもちゃ作りに定評のあるOstheimer(オストハイマー社)にめぐり合います。
オストハイマー社は、独特の味わいを持つ手作りの木製ミニチュア動物で有名なドイツ有数の木製玩具メーカーです。
現在、オストハイマー社はケラー社のアイテムの生産に力を注いでいます。
「ドイツでの手工業の存続が難しくなった現代ですが、良いもの作りに徹することで、ケラー社のおもちゃがきちんと生き残る道はあるはず」とオストハイマー社の社長Schuhle(シューレ)氏は語っています。
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