出産祝いやハーフバースデイ、男の子・女の子の誕生日プレゼント、クリスマスプレゼントにおすすめの、日本の知育絵本の草分け、とだこうしろうの絵本シリーズです。
読み聞かせで、赤ちゃん・幼児釘付け。子どもたちがワクワクとした気持ちになれる、人気の絵本です。
1から12までを優しく伝える数のファーストブック。
1982年に限定出版され、人気を博した作品の完全復刻版です。
一匹の犬がアリを発見。
食い入るように見つめる表情を静かに追っていきます。
1匹、2匹、3匹…。ぞろぞろと巣穴から列をなして出てくるアリ。
見つめる犬は、好奇心いっぱいだったり、ちょっと驚いた様子だったり、次第に飽きてきてしまったり。
徐々に変化する犬のユーモラスな表情は、まるで小さな子どもたちそのものです。
見開き左ページに記された大きな数字。
右ページには増えていくアリと犬の絵が描かれ、数とイメージがぴたりと一致する構成です。
文字こそ書かれていませんが、豊かな犬の表情を見ていると楽しいストーリーが浮かんでくることでしょう。
愛らしい犬の様子と柔らかな色彩は、見ているだけで優しい気持ちになります。親子で読むのにぴったりな、ほのぼのとした愛情に包まれた絵本です。
◆戸田デザイン研究室について
戸田デザイン研究室の作品は、とだこうしろう(1931−2011)と戸田やすし(1962−)の2人が制作を手がけています。
とだこうしろうにより制作され代表作『あいうえおえほん』は、絵はもちろん、ひらがなまで全てをデザインし、累計100万部を超え、日本の知育絵本の草分けと評されている名作絵本です。
知育絵本にデザインの美しさ・楽しさを取り入れた、とだこうしろう。
父・とだこうしろうの感性を受け継ぎながら、より自由で新しいモノ作りを行う、戸田やすし。
どちらも、「手に取る人がワクワクし感性を豊かにするようなモノを届けたい」という考えから、とにかく丁寧な作り方を大切にしています。
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