■ルーピング/ビーズコースターについて
指先や腕の不自由な人のための医療器具として開発されたルーピング。
現在では病院や保育園、幼稚園など幅広い場所で活躍しています。
ワイヤーにビーズを通しただけの単純な玩具ですので、大人の人が見たら「すぐに飽きてしまいそう。」とか
「何が面白いのかしら?」なんて思ってしまいますよね。
でも、いったん子どもがルーピングに向き合うと、夢中になって遊んでいます。
なぜ子どもたちはこの単純なおもちゃに夢中になるのでしょうか?
◇子どもたちにとってルーピングの魅力とは?◇
それは、ルーピング遊びは、子どもたちがもっとも夢中になれる「ごっこ遊び」だからではないでしょうか?
ルーピングを楽しんでいる子どもたちの声に耳を傾けると、「こっちに行ってみようかしら、あら?行き止まり!」とか
「ビーズを電車に見立てて)ガタンゴトン」など想像の世界に浸っているのが窺えます。
大人にとっては変哲の無いビーズとワイヤーでも、”遊びの天才”の子どもたちにとってはイマジネーションを
最大限に発揮させてくれる、優れた遊具に他なりません。
◇ルーピングによる成長の手助けについて◇
ルーピングの遊びは、ビーズをつまみ、手首を曲げ、集中力を要します。
これにより、手先、指先の動きを活発にし、成長に欠かせない器用さを身に付けていきます。
また、ビーズの位置を見極め動かすという一連の動作は、目と手の供応動作に大変良いとされています。
ルーピングの遊びはルールが無く、ビーズが落ちたりせず、「失敗が無い遊び」といえ、
子どもにストレスを感じさせないと言う意味でも、優れた知育のおもちゃと考えられます。
◇ベビーからお年寄りまで楽しめます◇
子どもでも大人でも、そして高齢者でも、また健常者でも障害のある人でも、
誰もが遊ぶ楽しみを見つけられるあそび道具、それが優れた玩具ルーピングです。