出産祝いやハーフバースデイ、男の子・女の子の誕生日プレゼント、クリスマスプレゼントにおすすめの、日本の知育絵本の草分け、とだこうしろうの絵本シリーズです。
代表作『あいうえおえほん』から誕生した、戸田デザイン研究室ならではのノートです。
愛らしく上品なボーダー柄の表紙をめくると、とてもシンプルなページが続きます。
あるのはただ美しいマス目のみ。書き順も示さなければ、ガイドになる線もない。
なぜ、これほどまでにシンプルなデザイン・内容なのでしょうか?
ノートの冒頭に書かれたメッセージに、その考えが綴られています。
【これは、きれいなひらがなを 書けるようになるための、 ひらがなと仲良くなるノートです。
ですので、決まったルールはありません。
マスの使い方も自由です。
絵を描いても良いですし、 色で塗り分けても楽しそうです。
そんななかで少しずつ少しずつ ひらがなと親しんでいき、 書いてみたくなったら少し書いてみてください。
そして、それがいっぱいになったこのノートは 20年後にはかけがえの無いアルバムに なっていることでしょう。】
文字を覚えさせるためではなく、好きになる。
だから子どもたちが自分から“文字を書いてみたい”と思う。
まるで友達と仲良くなり、その魅力を知っていくような感覚で文字と向き合う。
戸田デザイン研究室らしいコンセプトです。
ひらがなの美しさを存分に伝える『あいうえおえほん』と一緒に楽しめば、美しい文字を書くことはもちろん、ことばや絵から広がる想像力も豊かになるでしょう。
そして子どもたちが初めて文字を書くということは、初めて歩く・言葉を話すと同じ、すばらしい成長の証でもあります。
『あいうえおノート』には、そんな文字を通した子どもたちの成長が綴られていきます。
子どもたちが大人になった時、お父さん・お母さんと一緒に見返してみてください。
子どもの時の幸せな記憶も、きっとよみがえってくるはずです。
◆戸田デザイン研究室について
戸田デザイン研究室の作品は、とだこうしろう(1931−2011)と戸田やすし(1962−)の2人が制作を手がけています。
とだこうしろうにより制作され代表作『あいうえおえほん』は、絵はもちろん、ひらがなまで全てをデザインし、累計100万部を超え、日本の知育絵本の草分けと評されている名作絵本です。
知育絵本にデザインの美しさ・楽しさを取り入れた、とだこうしろう。
父・とだこうしろうの感性を受け継ぎながら、より自由で新しいモノ作りを行う、戸田やすし。
どちらも、「手に取る人がワクワクし感性を豊かにするようなモノを届けたい」という考えから、とにかく丁寧な作り方を大切にしています。
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